1976年、ある島で全島民が突如消失する事件が起きる。事件から29年後、その島に家族とともに引っ越してきた天本由貴(市川由衣)は、隣人(西田尚美)から“サイレンが鳴ったら外に出てはならない”との警告を受ける。
平たく言うとゲームを元ネタとしたホラー映画。そこそこ楽しめました。
が……。(以下ネタバレ有り)
この映画は作りが比較的フェアだったため、弟が存在しないことは早い段階から推測できた(弟に話しかけるのは由貴だけ。由貴自身が肺を患っている。)し、鉄塔には島民でさえほとんど近づかないことを考えれば、サイレンが鳴っていないし、鳴らないんじゃないか?ってことは薄っすらと感じられました。
しかし、最後の方で、「主人公は精神に異常をキタシテマシタ。」「今までのは全部病気のせい」ってなってしまったのは悲しいです。正直、力が抜けたし、怖いなぁって思ってた気持ちが一気に萎えました。その後のドンデン返しで多少盛り返すものの……。と、言う感じ。
でもね、思うの。
この映画では解決してない謎がある!
きっと、堤監督が用意した実は……と、いう真のストーリーが隠されているに違いない!と。
その理由
・1976の事件(容疑者)と由貴が同じ症状(精神状態)になってしまったのはなぜか?
・由貴を追う視点は誰のものか?
・全島民が突如消失する事件が起きたにも関わらず、古くから居ると思われる島民達は?
・赤い布をまとった少女の存在は?
・サイレンは鳴ってないけどやっぱり海風(人魚の……)がフッぼjrwhうぇあsdf
以上、夢オチだと思いたくない「ケイゾク」ファンのたわごとでした。